Composerとは
Composerとは、PHPのパッケージ管理ツールです。Node.jsのnpmみたいな認識でよいかと思います。
コマンドを叩くと、必要なパッケージ類を指定されたバージョンでインストールしてくれます。その際依存関係にあるパッケージも合わせてインストールしてくれる優れものです。
Composerを使う必要があってインストールから行ったので、その手順をメモ代わりに残しておきます。
インストール手順
環境
Composerのインストールには、PHPが先にインストールされている必要があります。今回は以下のバージョンのPHPがインストールされている環境にComposerをインストールします。
[root@localhost src]# php --version
PHP 7.2.0RC6 (cli) (built: Nov 7 2017 15:56:16) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2017 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0-dev, Copyright (c) 1998-2017 Zend Technologies
OSは CentOS 7.2 です。
Composerのインストール
# php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
上記コマンドでセットアップ用のPHPファイルをダウンロードします。実行したディレクトリに、”composer-setup.php” がダウンロードされているはずです。
# php composer-setup.php
ダウンロードファイルを実行するとインストールが実行されます。実行が完了すると “composer-phar” できているはずです。”composer-setup.php” はもう使用しないので削除しましょう。
# php -r "unlink('composer-setup.php');"
最後に “composer.phar” を “/usr/local/bin/” に移動して完了です。
# mv composer.phar /usr/local/bin/composer
バージョンの確認
$ composer
______
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/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__ ) __/ /
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/_/
Composer version 1.5.2 2017-09-11 16:59:25
“/usr/local/bin/” 以下に “composer.phar” を移動していれば、composerコマンドが使用できるようになります。バージョンを確認する上記コマンドでインストールが完了しているか確認してみましょう。
Composerは、rootで実行するべきではないそうなので気を付けましょう。
使い方
日本語訳のドキュメントがあるのでこれを参考にするとよいでしょう。
以上です。
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