検定結果は中級でした!!
[C#] AtCoder 第一回 アルゴリズム実技検定 の振り返り
↑が受験時のコードとかです。
アルゴリズム実技検定 とは
競技プログラミングコンテストを開催しているAtCoder社が新しく始めた有料検定です。毎週末定期的に開催されるコンテストと違い参加には8,800円の受験費用(個人の場合)が掛かります。
やることは普段のコンテストと同じように(AtCoderのWebサービス上で)、問題と制約が提示され、いくつかの入力例が与えられます。あとはコードを書いて提出するとサーバー上でジャッジが行われます。
アルゴリズム実技検定 サンプル問題ページ – AtCoder
上記ページでサンプル問題が確認できます。過去にコンテストで出題された問題ですが、参考にはなりそうです。
検定結果に応じて、5段階の公式認定
エキスパート、上級、中級、初級、エントリーの5段階の認定を行います。これらは、AtCoder公式認定の等級として付与されます。
検定は全15問が出題され、100点満点でエキスパート、上級、中級、初級、エントリーの5段階の認定を行います。5段階の認定がAtCoderの色でいうところの、灰、茶、緑、水、青に対応するみたいです。
アルゴリズム実技検定について
・5段階評価は灰・茶・緑・水・青に近い評価です。
・普通に受けたら1色下がると思います。5時間コンテストはおよそコンテスト3回分であり、3回分のレート補正値は500近くあるので。
・それでも一発受験で認定出来るのが大きなメリットだと思ってます。— chokudai(高橋 直大)🌸🍆🍡 (@chokudai) November 18, 2019
毎回の積み重ねで変動するレートと、1発勝負の検定での結果との違いがありますね。
ルール
検定のルールはサンプル問題ページにあります。
- 検定中に問題に正解すると点数を獲得できます。正解するまでの時間や不正解の回数は問いません。
- 検定中に何度でも同じ問題に提出することが出来ますが、同じ問題に1分以内に再提出することはできません。
- 合計点数が25点でエントリー、40点で初級、60点で中級、80点で上級、90点でエキスパートに認定されます。
第一回 アルゴリズム実技検定
この検定にはリアルタイム参加と通常参加の2つの参加方法があります。
第一回アルゴリズム検定は、以下の日程で開催されます。
リアルタイム受験: 2019年12月14日(土) 13:00 ~ 18:00
通常受験: 2019年12月14日(土) 18:00 ~ 2019年12月28日(土) 23:59
リアルタイム受験は、全員一斉に受験をするタイプの受験システムです。その後、いつでも受験可能な通常受験が始まります。 リアルタイム受験と通常受験の違いは以下の通りです。
- リアルタイム受験は受験時間が決まっているが、通常受験は期間内であればいつでも受験可能
- リアルタイム受験が先に行われるため、不正が難しく、認定としての信頼度が少し高い
- リアルタイム受験の場合は、認定ロゴに、リアルタイム受験であることを表すチェックマークが付く
- リアルタイム受験では、リアルタイムに質問対応が行われるが、通常受験では行われず、その代わりに、問題文に質問の内容が反映される。
同じ問題で受験する受験者が残っている可能性がありますので、2019年12月29日(日) 05:00 までは、問題についての一切の言及をお控えください。
リアルタイム受験は決められた受験時間ぴったりに始めなければなりませんが、通常参加は指定期間の任意の日時から参加することができます。
第一回 アルゴリズム実技検定 にリアルタイム参加しました
アルゴリズム実技検定 にリアルタイム受験で参加してみました。その感想をまとめておきます。ただし前述の通り通常参加が現在も行われているため、各問題内容に関する言及を行うことはできません。
- 検定は、2019/12/14 13:00-18:00 の5 時間となります。
- 検定の問題については、2019/12/29 05:00 JSTまで、口外することを禁止しております。口外した場合は、損害賠償などを請求する場合がありますので、ご注意ください。
- 口外が許可されるのは「認定ランク」および「獲得点数」です。「どの問題が解けなかったか」、「どの問題が難しかったか」「どの問題で詰まったか」などの情報は、後の受験者のヒントとなる可能性がありますので、口外をお控えください。
ただし検定結果は発表してOKみたいなので、結果と参加の簡単な感想をまとめておきます。問題については公開されたときに改めてまとめてみようと思います。
結果
64/100点、等級は中級でした。
中級が緑レート相当とされているので、妥当な結果がてたという感想です。というか中級の点数が獲得できた時点でやめちゃいました。
感想
普段のコンテストとの明らかな違いはコンテスト時間が長いことです。ABCだと100分ですが、PASTだと300分もあります。5時間もコンテストに集中しながらプログラムを書くのは難しいです。
中級が目標だったので中級の点数が獲得できた時点で諦めちゃいました。まあ普段から100分集中しているかと言われればそうでもなかったりもしますが。
あと大きな違いとして WA 時のペナルティがないという点があります。普段のコンテストだと間違ったコードを提出すると、ペナルティ5分つけられたりしますが、検定では1分間同一問題に再提出できないだけです。コードを直してる間に1分なんてすぐに経つしほぼペナルティはないに等しいです。
これがとても気楽にさせてくれて、300分もあるしペナルティもないし、バシバシコード書いて提出ができますね。普段のコンテストで WA が出るとげろ吐きそうになりますが、検定はとってもお気楽です。皆さんも気楽に受けてみるといいですよ。
以上。
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